放課後等デイサービスとは?事業所の開設に必要なポイントを分かりやすく解説します。

放課後等デイサービスについて、「そもそもどんなサービスなのか?」「開設するにはどんな準備が必要なのか?」をわかりやすく解説いたします。
事業所の開設を検討されている方に向けて、実務的なポイントもお伝えしますので、ぜひ最後までご覧ください。
放課後等デイサービスとは
放課後等デイサービスとは、学校に通う障害のあるお子さんに対して、授業終了後や学校がお休みの日に、生活能力の向上や社会との交流を目的とした支援を提供する福祉サービスです。
児童福祉法に基づく「障害児通所支援」のひとつであり、障害児が安心して放課後の時間を過ごせる居場所として、重要な役割を果たしています。
対象者となるお子さんは?
放課後等デイサービスの対象となるのは、以下の条件に当てはまるお子さんです。
- 小学校・中学校・高等学校・特別支援学校に在籍する障害児(※幼稚園・大学は除く)
- 授業終了後や長期休業中に、支援が必要と認められた児童
利用年齢に関する特例とは?
放課後等デイサービスの対象は18歳未満の障害児とされていますが、引き続きサービスを受けなければ福祉を損なうおそれがあると認められるときは、20歳に達するまで利用することができる特例があります。
市町村は次の点に留意して通所給付決定等を行います。
①申請は本人が行う。
②児童相談所等に意見を求めることができる。
③生活介護その他の支援を受けることができる場合は決定を行わない。
利用料と申請手続きについて
放課後等デイサービスの利用料は、世帯の所得に応じた負担となります。低所得世帯の場合、負担が軽減される仕組みもあります。
利用を希望する場合は、居住地の市町村に対して申請を行い、支給決定を受ける必要があります。市町村が必要性を調査し、支給の可否を判断します。
放課後等デイサービス事業所の開設に必要なこととは?
ここでは、放課後等デイサービス事業所の開設をするために必要な要件についてご紹介します。
開設を考えたらまずは法人格からスタートです!
◎法人格があること
指定を取るためには、法人であることが必要です。
法人設立には定款を作成しますが、目的に適切な文言を入れる必要があります。
すでに法人格がある場合でも、条文に適切な文言がない場合は目的変更を行う必要があります。
◎人の要件
放課後等デイサービス事業所を開設するためには、人員要件を満たす必要があります。具体的には以下になります。
・管理者 1人 (業務に支障がない場合は他の職務との兼務可)
・児童発達支援管理責任者 1人以上(1人以上は専任・常勤)
・児童指導員または保育士 (1人以上は常勤)
・利用児童が10人までは2人以上(うち1名以上は常勤)
・10人を超える場合は2人+超過5人ごとに1名追加
※機能訓練担当職員、看護職員を合計数に含むことも可能ですが、その場合、全体の過半数は児童指導員または保育士でなければなりません。
必要に応じて、以下の専門職も配置します。
・機能訓練担当職員(機能訓練を行う場合)
・看護職員(医療的ケアが必要な場合)
◎設備の要件
事業所には、以下の設備が必要です。
- 発達支援室(活動スペース)
- 相談室
- トイレ
- その他、支援に必要な設備や備品
バリアフリー対応や安全性の確保も大切なポイントになります。
◎運営の要件
指定申請後、事業所の運営をするためには、運営基準に沿った運営が求められます。
放課後等デイサービスは、単に子どもを預かる場ではなく、専門的な支援を提供する福祉サービスです。開設後は、児童福祉法や関係する法令・ガイドラインに基づき、適切な運営を行う必要があります。
具体的には:
- 職員研修の実施
- 支援計画の作成・モニタリング
- 保護者との連携
- 各種マニュアルや体制の整備
また、こども家庭庁が策定している「放課後等デイサービスガイドライン」に基づき、画一的な支援ではなく、個々の児童の状況や環境に応じた柔軟な支援の提供が求められます。
※都道府県ごとに独自のガイドラインが定められている場合もありますので、開設地域のルールを確認しましょう。
放課後等デイサービス事業所の開設・運営のサポートはお任せください。
放課後等デイサービス事業所の開設には、多くの要件をクリアし、膨大な書類を整える必要があります。
また、開設後も制度改正への対応など、継続的な情報収集と適切な運営が求められます。
北村行政書士事務所では、
✅ 指定申請の書類作成サポート
✅ 運営開始後の法令対応支援
✅ 定款変更・法人設立支援
など、事業所の立ち上げから運営まで幅広くサポートしています。
主に千葉県(松戸市、柏市、流山市、船橋市、市川市など)を中心に対応していますが、他の地域のご相談にも柔軟に対応可能です。
「放課後等デイサービスを始めたいけど、何から手を付ければいいか分からない…」
「書類作成や手続きに不安がある…」
そんなときは、ぜひお気軽にご相談ください。


